さて、フリーの名刺作成ソフトレビューもこれで最後。大取を務めまするは、文房具界のビッグネーム、KOKUYOさんの「
合わせ名人3」です。(ネーミングはもうちょっとなんとかならなかったのでしょうかね(笑))
起動後、豊富な「用紙設定」から「名刺」を選びます。「名刺」の中にまたテンプレートがあって、一般的なフォームは揃っているので、そこから始めると分かりやすいです。

ここでは例によって画像のテストをしてみます。
背景を塗りつぶす機能が特にないようなので、好きな色で「四角い図形オブジェクト」を貼り付けておきます。
この後、テキストの操作などのときに、背景も一緒に動くことがあるので、右サイドのメニューから「ロック」しておきます。
画像を貼り付けるときには、まず最初に左上の「画像の挿入」ボタンを押し、画像の仮設定をします。ここから始めないと他の操作ができません。

その後、付属するフォルダ内の豊富なマークを選んだり、自分のパソコン内の画像を貼り付けたりすることができます。
では、「horirium」ロゴ画像を貼ってみます。

上から、bmp、jpg、gifです。いずれも「背景透過」ボタンをONにしてありますが、ご覧のように透明化してくれたのはgifのみでした。pngは扱えません。
それにしても今まで多くのソフトを見てきましたが、ソフトによって同じ画像形式でも透明化できたりできなかったりするものなんですね。
※追記 微妙な色の違いのせいか、「合わせ名人3」でjpgやbmp形式できれいに透明化してくれる場合もありました。
この画面から画像を回転させることはできません。その場合は画像が選択された状態で左下の「画像の加工」をクリックします。
そうすると、「トリミング」、「ハーフトーン」、「回転」などのエフェクトを掛けることができます。ただし、残念なことにどの加工を選んでも背景の透過が解除されてしまいます。

また、写真のように元画像のサイズを保持してくれないので後から再度調整が必要になります。
その他、オブジェクトの整列、位置合わせは簡単にでき、数値で細かく指定する設定もあります。
各色設定はフルカラーに対応、バーコードはありますが、QRコードはありません。印刷は好きな面付けでコピーできるのでテスト印刷もOKです。
画面を弄りながら自由にデザインするという使い方よりもきっちりした位置関係のビジネス系名刺をつくるのに向いているようです。
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