百均で見かけて、デザインが気になったので購入。

帰宅して調べてみると、フィンランドのFISKARSというハサミメーカーのデッドコピーであることが判明。
FISKARS Foldable scissorsなのでまあ、購入をおすすめする訳ではありませんが、とりあえず、チェックしてみましょう…

本家はオレンジがメインのカラーのようですが、このパチモノはいくつかバリエーションがありました。
本家と違うところはロゴとヒンジ軸にプラキャップがないことです。
把手の部分はABS樹脂製で、ステンレスの刃先を挟み込んでおり、その部分が折り畳みの軸になります。
これは強度的に見ておそらくインサート成形でしょう。
本家もそうらしいですが、ハサミの軸も折り畳みの軸も実に硬いです。不用意に広がらない配慮でしょうが、非常に使いづらいです。
そこで、グズグズになるのを覚悟の上でCRC/5-56を注してみました。
すると何とか使えるぐらいの硬さに。
※CRC/5-56は樹脂を侵す場合があるので推奨しません。自己責任でどうぞ。
切れ味は思ったより上々。
さすがに専門メーカーが考えたデザインだけあって実に使いやすい。そういう大変な開発部分をすっとばしてデッドコピーするのは、そろそろ卒業する時期なんじゃないの、●イソーさん?
「Produced for D●ISO JAPAN」と明記してあるから、訴えられても仕方ないレベル。
さて、大きな欠点。樹脂部分を両手で持って閉じようとすると、刃先が樹脂部に当たって止まってしまいます。

この部分、本家では滑って逃げるのか、同じくなのか、本家を見かけたら要チェックですね。
折り畳むと約6cm。筆箱に入れて持ち歩くにも邪魔にならず、良い感じではあるのですが…

お求めになる向きには、ぜひ、本家のものを!
FISKARS 折り畳みハサミ
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買う時は本家にします!