「絵封筒」というと、当ブログで、少し前にニシダシンヤ氏の『切手であそぶ絵封筒』 を取り上げました。
本:『切手であそぶ絵封筒』今回は、また違う作家さんによる絵封筒の本の紹介です。
『楽しさ届ける はじめての絵封筒』 内尾夕子著 実業之日本社

著者の内尾さんはもとインダストリアルデザイナーにして、イラストレーター、造形作家でもあり、さらに絵封筒作家という肩書きも!
本書には200以上の作品が並んでいるのですが、さすがにいろいろな引き出しがある方だけに、全部を一人の人が作ったとは思えないほど、作風のバリエーションがあります。最初、見たときには、いろいろな人の作品集かと思ったほどです。
とにかくニシダシンヤ氏とはまた違ったアイデアが盛り込まれていて、眺めるだけで楽しいのです。
それにしても…なんでもeメールで済んでしまう、いや、もうTwitterだけでも連絡が取れてしまう昨今、ここまで手のかかった絵封筒を送る相手がいるかどーかが問題だったりして????
絵封筒を作る趣味を持つことは人間関係も鍛えることになりそうですね。
内尾夕子公式ブログ「絵封筒日記」 さて、補足ですが、すっかり紹介した気になっていたもう一つの「絵封筒」本があります。
『絵封筒をおくろう』 きたむらさとし 、 松田素子 著 文化出版局
この本は2007年発行ですから3冊の中では一番先に出たものです。
これまた、とても楽しい本です。
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