アゲハ蝶の話なので苦手な人はスルーで。
毎年アゲハ蝶が来るのだが、さすがにそれだと柑橘系の鉢植えが持たないので、ここ2年ほど心を鬼にしてイモムシくんを駆除していた。
今年は樹勢が戻ったのでまあ、大丈夫かなと受け入れることに。
7月末~9月頃までときどき卵を産みに来る。
以前にもレポートは挙げているので、途中経過はすっとばして…
黒い若齢幼虫から青い5齢幼虫へ脱皮する瞬間。
2分ぐらいで脱皮を完了するのでなかなか見られない。頭にはまだ、目玉の透明な殻が付いている。この後、頭を一生懸命振ってヘルメットのように脱ぐ。
今回、できるだけたくさんの幼虫を孵すために採った作戦が、普段から柑橘類の種を植えておくこと。
名付けて「アゲハ牧場」(笑)
しかし、奴らの食欲を甘く見すぎていた…
たった三日でこの有様…
何匹かは食料を求めて脱走した模様。行方不明に。
今回、2匹の蛹を確認。
こちらは綺麗な緑色。
しかし、7日めに気が付いたときにはもぬけの空!
やられた!綺麗な姿も見せずに出て行きやがった(笑)
もう一匹はというと…
こちらは褐色タイプ。
どういう条件で、緑か褐色になるのが決まるのか、ネットで調べても諸説ある。蛹化する場所のざらざら具合という説があったが、それは違うと断言できる。なぜなら同じ場所に並んだ蛹の色が違うのを観察しているからだ。
こちらは幸い、羽化を確認できた。夜中の3時半。
羽化はだいたい明け方前に行われるので、観察も大変。
現在、他に6匹の蛹がいるが、羽化する気配がないので、そのまま越冬するようだ。来年の春、無事に羽化するかどうか…
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