先日、国立にある「本」のお店、「
国立本店」で、「手で考える 『ー紙と本ー』 ワークショップvol.1 『ノートブックをつくる』」に参加してきました。
今回は文庫本サイズのオリジナルノートの作製です。用意していただいた紙の中から好きなものを選んで、「並製本(かがり綴じ)」して仕上げました。
講師は「
紙ラボ」の野口尚子さん。
3時間ほどの短い間だったのですが、先生の段取りと指導が抜群で、時間内に参加者全員、それぞれのノートを完成。
参加者の方も、デザインの経験者がほとんどだったためか、ものすごい集中力!なんせ、気が付けば、3時間全く休憩も取らず手を動かし続けていました。好きでないとこうはいきませんね。
本体となる紙を6枚ずつ二つ折りにしたもの(折丁)を5束揃えます。背に糸かがり用の穴を開けます。

カッターで当たりをつけておき、向こうに見える金鋸の歯で内側まで穴が開くように切っていきます。
もー、なんか、この時点でめちゃめちゃ楽しい(笑) 紙にノコギリ懸けるなんて!

ロウ引きした麻糸(平麻)を背にはわせ、マステで仮止め。

ちょっと分かりにくいですが、かがり糸で平麻を跨ぐようにかがっていったところです。集中していたため、写真を取り忘れていました(汗)
この後、文庫本サイズに断裁し、ボンドで背を補強、栞ヒモと見返しをつけて、表紙を接着(端折りすぎ!?)

完成!
いやあ、達成感がありました!
丁度、モレスキンのサイズ。ゴムバンドを付けてもいいかも。
もちろん、1回だけではまだまだきちんとしたモノができたとは言えません。全体的なイメージが掴めたという程度。精度が高いものを作るには経験が必要だと実感しました。
でも、自分の好きに綴じノートが作れるというのは魅力的!今回、大きな機器は断裁機ぐらいで、思ったよりも敷居が低く作れるのに驚きました。
今後もいろいろと試したくなってきました。
野口先生、並びにスタッフの皆様、ありがとうございました!!
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愉しそうですね。しかし途中端折り過ぎですね。次回に期待します。