最近、箔押しの印刷作品を頂ける企画が二つありました。
1.箔押し見本シート 『dots & lines』(A4サイズ)

コトホギデザインさんがデザインし、有限会社コスモテックさんが箔押しした見本シート。
0.1から1.0mmまでの段階の線幅や、網点のパーセントを変化させて金銀の箔を押してあります。とても細かい仕上がりで、箔押しの見え方がよく分かる見本となっています。
素人の私でも、これだけの面積で裏側に響くこともなく印刷するのは大変な技術だと思います。
ようこそ!行列のできる『箔押し印刷工房』へ
2.fengfeeldesignさんの箔押し他の作品
fengfeeldesignさんのプレゼント企画にて頂きました。
「2012年fengfeeldesign年賀状」

「箔押し六重奏、パターン装飾@秋バージョンのポストカード」

「楽しい印刷物理科学実験 パチカ&OKフロート feat. 花形装飾活字」


いずれももの凄い技術の詰まった作品です。
特に3つめのものは非常に複雑な仕上がりとなっています。
fengfeeldesignさんのブログから引用させて頂くと、『パチカ&OKフロートは加熱した版を押すと透けるという特徴のある紙です。今回「加熱押し」「加熱浮き出し」「加熱押し(裏から)」「空押し」の4種類を2つの方向性で、思考し構成しました。』とのことです。
詳細はfengfeeldesignさんのサイトをご覧ください。写真も私の拙いものと違ってすばらしいものがたくさん掲載されています。
「fengfeeldesign」以前から「印刷は平面における『型』だ」と思っていましたが、まさにその思いを強くしました。
軽々に勉強になりました、などとは言えません。すばらしい技術の一端に触れ、感動するのみです。
コスモテック様、fengfeeldesign様、ありがとうございました。
- http://horirium.blog7.fc2.com/tb.php/881-e33012fe
0件のトラックバック
コメントの投稿