樹脂のパッケージが多かった家庭用洗濯洗剤のパッケージも紙製のものが主流になってきている。

パッケージ・デザインを解説した某デザイン書籍(立ち読みだったので名まえは失念)にも掲載されていた、洗剤「トップ」のパッケージ。
グラフィック部分の良し悪しは置いといて、横一面を使ってまで説明している「かんたんロック」が気になった。


と、いうのも、家でたまたま買ってあったのが3個あったのだが、3個ともこの「ロック」をしようとしたらご覧のように一発で破れてしまったからだ。

これは設計段階のミスというよりは、製造技術上のミスであろう。
原因はいろいろと考えられる。3枚目の写真の★印のところの空間が充分でなかった、あるいは接着剤が回り込んでいた、紙質が硬かったなど。また、蓋側の紙の目の流れが縦になっていて、強度的に破れやすかったなど。
設計段階で、いくらダミーのパッケージを使って機能を確認しても、実際の製造段階での作り込みや品質管理が甘いとこうなる。
最近購入したものでは、きちんと機能した。改善されたらしい。

「100g増量」になっている。お詫びのしるしだろうか(笑)。
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