先日、本八幡にある文具店「
ぷんぷく堂」さんで文具交流会に参加してきました。
テーマは「鉛筆」です。鉛筆は好きで随分絵を描くのにお世話になりましたが、最近はお見限りです。
確かに参加者の皆さんのお話を伺っても、大人になるまで随分と鉛筆を使ったという方は皆、美大へ行った方でした。
基本的に小学校ではシャープペンシルが禁止されているところが多いようで、小学生は今でも鉛筆を使っているところが多いようですね。
それ以降は試験のマークシートに使うぐらいで皆ほとんどシャープペンシルを使うようになるようです。社会人については、ますます仕事で鉛筆を使う方は少ないようです。「大工さん」ぐらいしか思い浮かびませんね。
そんなわけで鉛筆を多用するお仕事は芸術、イラスト関係など主に絵を描く仕事と言ってもよいようです。
また、鉛筆デッサンなどで鉛筆を使う場合は、鉛筆削りではなく、カッターなどで削るというスキルが必要。芯の長さを好みに調整できるからですが、絵を描く場合は、ある程度、芯を長くすることが普通だと思います。

久々に削ってみたら腕が落ちていました(;^_^A
さて、以前からもう少し鉛筆を気軽に使ってみたいという思いがあり、ポータブルな小型の鉛筆削りでよく削れるものはないかと探していました。
こどものころ、ドイツ製らしきプラスチックのものを買ったのですが、そのすばらしい切れ味が今でも忘れられません。「タングステンカーバイド」という刃の材質をそれで知ったのですが、その響きがめちゃカッコよく思えたものです。
似たようなものや良さそうなものを見かけるたびに買ったりしていたのですが、満足するものに出会えません。ところが昨日、立ち寄ったホームセンターで、期せずしてステッドラー(STAEDTLER)の鉛筆削りを見つけました。ステッドラーと言えば、押しも押されもせぬ製図用品のトップブランド。これなら間違いないでしょ、と購入したのですが…

な、なんだ、これは!?芯がねじれてボロボロになる。何度やってもダメ。日本製の鉛筆とは合わないのか?とステッドラー自身の鉛筆を削ってみましたが…

左がMARS-LUMOGRAPH、右が樹脂鉛筆のWOPEX。
拡大してみます。

WOPEX

MARS-LUMOGRAPH
どちらも芯がねじれ、先端が欠けてボロボロ。
Made in China だからとは言わせません。ドイツ製だろうが何だろうが、「STAEDTLER」の名前を冠する限り、品質には責任を持つべきでしょう。
信用していたメーカーだけに残念無念としか言いようがありません。
- http://horirium.blog7.fc2.com/tb.php/949-74715926
0件のトラックバック
鉛筆削りはやっぱり、ある程度の大きさの、卓上型のあのタイプのじゃないとダメって事なんですかねえ?