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「ISOT2006」

土曜日に「ISOT2006 (第17回国際文具・紙製品展)」に行ってきた。土曜日だったこともあり、同時開催の「東京国際ブックフェア」も大人気で、とんでもない人出だった。疲れました・・・。
とにかく文具好きとしては何かしらの発見があって楽しい。

少し目に付いたものを紹介。

PFit 株式会社トンボ鉛筆

pfit01.jpg


全長90mmのボールペン。最近は小型の筆記具が流行りだが、携帯に付けるような環がついている程度で今ひとつ持ち歩きにくい気がする。これは逆にクリップを大型にしてどこにでも挟めるようにしたものだ。握ってみたがさほど違和感もなく、シャツのポケットなどに最適な感じ。かわいいのでネクタイピンにも使える?
女の子向けにデコレーションする提案もしている・・・まてよ、これどこかで見たような・・・なるほど、もともと「髪留め」が発想の原点か。

残念ながら油性であることと、単価が¥315というのがネック。ZEBRAのSARASAが¥105であることを考えるとやはりちょいと高い。これが¥105だと全色買っちゃうなあ。


フラット かるヒット PLUS

kaluhit-fl.jpg


とても軽く綴じることができるステープラー。昨年発売された「かるヒット」も軽かったが、今回のはそれ以上のような気がする(スペック上は同じ)。
コピー用紙20枚もらくらく。何度も試したが、30枚だと針の長さが足らなくなって曲げ部分が少なくなるのだが、針が折れたりして失敗することは1度もなかった。かなり優秀である。しかもかるヒットの場合は折り曲げ部が膨らんでいたのだが、今回はフラットになっている。

PLUSのステープラーは「ラクヒット」「かるヒット」「かるヒット フラット」などいろいろあるので購入時は要注意。

その他、PLUSからはいろいろなシチュエーション別にホルダー関係を展開していて(Simple Work)興味深かった。


ミウラ折りのサンシェード 株式会社ゴードー

「ミウラ折り」といえば、ちょっと引っ張っただけで折畳んだ紙が広がる特殊な折り方である。『宇宙科学研究所(現宇宙航空研究開発機構)の三浦 公亮 名誉教授が考案した面の折りたたみ方法で、一軸方向に伸展するだけで開閉ができるため、人工衛星の伸展機構などに応用されています』とのこと。

今では、地図や小冊子などにも応用されている。

おもしろかったのはこれを車用のサンシェードに応用したこと。品物は単なる白の厚紙で、印刷などをしてノベルティとしてどうぞ、というもので、銀色の反射面をコーティングしていないのが残念であった。しかし、畳んでA5ほどの大きさのものがたちまちA1ぐらいのサンシェードになるのはかなり便利だと思う。(今回、写真は間に合わなかったが、品物は後日入手できる予定)

ミウラ折りは個人でメモ帳などに応用している人もおり、私もいろいろ試したが、折り方が複雑で実用するには面倒。

工業的にはミウラ折りをするための機械などがあり、製品共々いろいろと特許関係があるようである。


TWIST RING FILE LIHIT LAB.

lihit01.jpg


A4の2穴リングファイルだが、指で軽くひねるだけで簡単に開いてくれる。A4-2穴ファイルについてはそのうちに別項で書こうと思っているが、今まではリングが硬く使いにくいものが多かった。これはかなり使いやすいと感じた。ただし、右手でないとひねりにくいので、左利きの人には使いにくいかも。閉じるときもワンタッチで軽く閉じることができる。
また、背表紙部が凸状になっており、開いたままでも保持しやすい。

他にもおもしろいものがいろいろとあったが、とにかく、満員で、半日だけではゆっくりと詳細に見ることができなかった。

また、最終日の午後からは、海外からの出品者が品物を投売りしたりするので、ペン、ノート、修正テープなどがかなりお安く手に入る。なかには「無料」というブースまであったが、あっという間に無くなるので、運次第ではあるが。

その他、ブックフェアはどこも2~3割引きで現行の書籍が手に入る。特に洋書は随分と安い。半額以下は当たり前。

また、「バーゲンブック」というのが狙い目で、2年落ちぐらいの書籍が自由価格となって3割~5割の値段で売られていた。種類は限られるが、辞書や語学書などはかなりお得である。

次回からは見に行くなら平日にしよう・・・。



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