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鉛筆200年の宿題

今回はまあ、いつもながら自己満足の回。


鉛筆が現在の形になったのは、1839年に
Faber-Castellがその基礎を確立してからだそうです。
以来、200年近く、そこには鉛筆の宿命とでもいうべき
課題が残されてきました。

それは、「最後の数センチ」が使えないということ…


150305a.png


「連ピツ」と名付けました。

このアイデアは2010年の暮れごろの思いつきました。

なぜ覚えているかというと…、検索してこれを発見したときのショックが大きかったからです。


Never Ending Pencil


そう、同じ年のたった数ヶ月違いで同工異曲のアイデアが出ていたのです。

ただ、上記のアイデアに比べ、よい所がたくさんあると思いました。六角形のほぞ組を加工するのはたいへん難しいのではないか、と思われたからです。それに比べ、ねじ切りの技術は当然ながらすでにあるわけで。また、嵌めてしまえば抜けにくいでしょう。

想定される課題はネジ穴の方が割れやすいのではないか、ということ。これについては現代の技術でできる対策を4つ考えてあります。

さて、放ったらかしにしていたので、数年後どこぞのコンペに応募したときには既に鼻もひっかけてもらえず。しかし、2011年以降の某文具系コンペでは上記「Never Ending Pencil」と同じアイデアが入賞していました。

応募者はもちろん、ご自分で発想されたわけで問題ありません。ただ、選考した側はネットで検索すればすでに同じものが海外で発表されているわけで、これを入賞させるのは怠慢の誹りを免れない。(コンペ関係はけっこうこういう事例があります。)

商品化などの権利がかかわる場合は先行事例をよく調査することは必要です。ただ、あなたがクリエイターならまずネットで調査する前に自分でアイデアを作りこんでみましょう。その後、先行事例があったとしても自分の作品と比べてみればいい。やったことは決して無駄にはならないでしょう。

実際、検索は良し悪しです。何でも思いついたことを先に検索してみると、できることなど無くなってしまうかもしれません。私もがっかりしてまとめるのを放っておいたので。それに、ネットが無い時代に公開されていない事項など山のようにあるのです。クリエイターであれば自分が先がどうかより、自力でそこに到達できたかが大切なのだと思います。


少なくとも、私は、鉛筆200年の宿題に自分自身の力で回答したという自負があります。道具や補助軸も必要のないアイデア、割と高得点を頂いてもいいのでは。えっへん!


さて、最近よく喧伝されているアイデア。これはすでにある鉛筆に対する秀逸な回答ですね。

つなぐえんぴつ削り







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